順番が来るまで
著者
書誌事項
順番が来るまで
(講談社文芸文庫, [わB6])
講談社, 2011.8
- タイトル別名
-
順番が来るまで
- タイトル読み
-
ジュンバン ガ クルマデ
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注記
年譜: p259-269
底本: 北洋社刊『順番が来るまで』 (昭和53年1月)
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「世上のくるしみをくるしみとすべからず」—貧窮の底で筆一本に己を託した樋口一葉。その存在を光とし、長い不遇に堪えた最晩年『接木の台』『暗い流れ』を著し文学史にその名を刻んだ和田芳恵最後の随筆集。生家が破産、石もて追われた故郷北海道の思い出、編集者として接した林芙美子ら作家の愛憎交々の回想、死の“順番”を待つ老年の心境を明澄に描く表題作等52篇。
目次
- 私の名前
- 小さな店主
- 母というもの
- 十四の春
- 古停車場の思い出
- 代用教員のころ
- アキアジシリッポ
- 冷たい雨の札幌
- むかしなじみ
- 旅まわりの子役〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より