日本を不幸にした藤原一族の正体

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日本を不幸にした藤原一族の正体

関裕二著

(PHP文庫)

PHP研究所, 2011.6

タイトル読み

ニホン オ フコウ ニ シタ フジワラ イチゾク ノ ショウタイ

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注記

『日本を不幸にした藤原一族の謎』(2006年刊)の改題、再編集

文献あり

内容説明・目次

内容説明

改革を妨害し天皇家を蔑ろにした逆賊、蘇我入鹿。これを中大兄皇子と藤原(中臣)鎌足とが誅殺し、大化改新を成し遂げた—この通説は考古学の調査により事実とは異なることがわかってきた。実は改革を推進したのは蘇我氏であり、それを換骨奪胎し旨みだけを独り占めしたのは藤原氏であったのだ。古代史の謎の最深部に大胆に迫る衝撃の論考。

目次

  • 第1章 大化改新と藤原氏の野望(藤原が栄えると日本は不幸になる;皇帝になろうとした男・藤原仲麻呂(恵美押勝)の暴走 ほか)
  • 第2章 逆転する図式(誰が猫に鈴をかけたのか;考古学が明かした「ヤマトは合議の国」 ほか)
  • 第3章 藤原に抹殺された「物部」の正体(豪族層の反発を利用した中臣鎌足;律令を潰したのは物部? ほか)
  • 第4章 律令整備の主役は本当は誰だったのか(蘇我が先鞭をつけた律令制度はなぜ「藤原」が継承したのか;天武と天智の兄弟の確執 ほか)
  • 終章 『竹取物語』が伝え残した「藤原」の罪(有間皇子の「陽狂」をせせら笑った「藤原」;天武王家最後の悲劇 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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