脱「国際協力」 : 開発と平和構築を超えて
著者
書誌事項
脱「国際協力」 : 開発と平和構築を超えて
新評論, 2011.9
- タイトル別名
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Rethinking "International cooperation" : beyond development and peacebuilding
脱国際協力 : 開発と平和構築を超えて
- タイトル読み
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ダツ コクサイ キョウリョク : カイハツ ト ヘイワ コウチク オ コエテ
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注記
ODA関連年表: p266-267
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
「国際協力」をめぐる問題群と、「３．１１」が突きつけている諸問題はどこでどう重なり合い、響き合っているのか。「開発」による貧困、「平和構築」による暴力。このままでよいのか。ＮＧＯが向き合うべき問題とは何か。本書はあるべき「国際協力」を論じるというより、「国際協力」の政策と実践がどのような政治、思考、イデオロギー、言説に支えられ、生み出されているかを明らかにすることに焦点を定めている。
目次
- 第１部 ＯＤＡと国際協力（政官財ＯＤＡから地球市民による民際協力へ；日本の軍事援助；イスラエル占領下の「開発援助」は公正な平和に貢献するか？—パレスチナ・ヨルダン渓谷における民族浄化と「平和と繁栄の回廊」構想）
- 第２部 ＮＧＯ・市民社会と国際協力（人道支援における「オール・ジャパン」とＮＧＯの独立；日本の国際協力ＮＧＯは持続可能な社会を夢見るか？—自発性からの考察；「保護する責任」にＮＯ！という責任—二一世紀の新世界秩序と国際人権・開発ＮＧＯの役割の再考）
「BOOKデータベース」 より