「祟 (たた) る王家」と聖徳太子の謎

書誌事項

「祟 (たた) る王家」と聖徳太子の謎

関裕二[著]

(講談社+α文庫)

講談社, 2011.4

タイトル別名

祟る王家と聖徳太子の謎

タイトル読み

タタル オウケ ト ショウトク タイシ ノ ナゾ

注記

タイトルは標題紙による

参考文献: p.248-250

内容説明・目次

内容説明

聖徳太子の活躍した飛鳥時代と現代の日本はよく似ている。—停滞する国力、流動化する大陸との関係、強い政権の不在、大きな変革が待望される社会。悲劇の皇子「山背大兄王の墓」はなぜ見つからないのか?「聖徳太子の末裔」を名乗る者はなぜ歴史に現れてこなかったのか?聖徳太子こそが「古代史の謎」を解く最大の鍵なのである。日本人の心の底に横たわりながら詳らかにされなかった「天皇と神道」の関係を明らかにする気鋭の論考。

目次

  • 序章 「太子信仰」と古代史の闇(一〇〇年以上も忘れられていた聖徳太子;いくつもの仕掛けがあった太子信仰 ほか)
  • 第1章 一神教と日本人の信仰(「八百万の神」の可能性;神道はいつ成立したのか ほか)
  • 第2章 天皇はなぜ恐れられたのか(過去を捨てた縄文人;ヤマト建国で平和な時代は到来したのか ほか)
  • 第3章 「祟る鬼」聖徳太子の正体(蘇我氏と出雲のつながり;復活した日本海勢力 ほか)
  • 第4章 聖徳太子はいなかった(『上宮聖徳法王帝説』というヒント;太子信仰はどうやって広まったのか ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示
詳細情報
ページトップへ