教育機会の平等 : 再検討

書誌事項

教育機会の平等 : 再検討

宮寺晃夫編

岩波書店, 2011.8

タイトル別名

再検討教育機会の平等

タイトル読み

キョウイク キカイ ノ ビョウドウ : サイケントウ

注記

文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

経済格差と貧困の拡大に伴い、教育機会の格差・不平等も深刻になっている。しかし、そもそもなぜ「教育機会の平等」が望ましく、それはどのように正当化されうるか。そしてどうすれば実現できるのか。市場社会のなかの教育、教育の費用、自由な選択、個性の尊重、差別と人権、統合と多様性、能力と選別等の難問に向き合い、「平等の理由」と「平等の条件」を理論・実践の両面から追究する。

目次

  • 序論 なぜ「教育機会の平等」の再検討なのか
  • 1 市場社会と教育機会(「奪われなさ」と平等原理—社会からみた機会の不平等;教育費のエコノミックスとポリティックス—人的資本・ネットワーク外部性・信用取引 ほか)
  • 2 教育の実践と改革(「共生・共有」のなかで「教育機会の平等」を考える;個性化教育の可能性—愛知県東浦町の教育実践の系譜から ほか)
  • 3 人権と民主主義への問い(在日外国人の子どもの教育機会—日系ブラジル人を中心に;人種格差社会アメリカにおける教育機会の平等—ポスト公民権運動期の黒人の教育権 ほか)
  • 4 平等原理の再定位(能力にもとづく選抜のあいまいさと恣意性—メリトクラシーは到来していない;「教育機会の平等」の復権—子どもの学校を親が決めてよいのか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB0652499X
  • ISBN
    • 9784000225878
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vi, 302, 2p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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