ローマ世界の終焉
著者
書誌事項
ローマ世界の終焉
(新潮文庫, 8368-8370,
新潮社, 2011.9
- 上
- 中
- 下
- タイトル別名
-
Res gestae populi Romani : Romani mundi finis
- タイトル読み
-
ローマ セカイ ノ シュウエン
大学図書館所蔵 全72件
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上新潮文庫||し-12-911001754744,
中新潮文庫||し-12-921001754751, 下新潮文庫||し-12-931001754769 -
上232||Sh75||410000000056934,
中232||Sh75||420000000056935, 下232||Sh75||430000000056936
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注記
その他のタイトルはカバージャケットによる
参考文献: 下pi-xx
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784101181912
内容説明
テオドシウス帝亡き後、帝国は二人の息子アルカディウスとホノリウスに託されることになった。皇宮に引きこもったホノリウスにかわって西ローマの防衛を託されたのは「半蛮族」の出自をもつ軍総司令官スティリコ。強い使命感をもって孤軍奮闘したが、帝国を守るため、蛮族と同盟を結ぼうとしたことでホノリウスの反感を買う。「最後のローマ人」と称えられた男は悲しい最後を迎え、将を失った首都ローマは蛮族に蹂躙されるのであった…。
- 巻冊次
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中 ISBN 9784101181929
内容説明
屈辱的な首都の劫掠の後、帝国の本国たるイタリア半島には一時的な平和が訪れた。ガリアでの地歩を固めたい蛮族が共食い状態になったためだ。しかし、ホノリウスが長い治世を無為に過ごして死んだのち、権力は皇女や軍司令官らの手を転々と渡り、二年にもわたる内戦状態にさえ陥った。そして運命の四七六年、皇帝が蛮族に手によって廃位され、西ローマ帝国は偉大なる終わりの瞬間をもつこともなく、滅亡の時を迎えることになった—。
- 巻冊次
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下 ISBN 9784101181936
内容説明
西ローマ帝国の皇帝位を廃したオドアケルののち、テオドリック、テオダトゥスと、ゴート族の有力者がイタリア王を名乗り、統治を開始した。これに対して、東ローマ帝国皇帝ユスティニアヌスはヴァンダル族の支配する北アフリカ、続いてイタリアへと侵攻した。しかし、この17年にも及ぶ東西の攻防のいずこにも、ローマ人の姿はない。ローマ人はもはや地中海世界の主役ではなかったのである。空前絶後の世界帝国は、消え果ててしまったのだ。
「BOOKデータベース」 より