植民地を謳う : シャンソンが煽った「魔性の楽園」幻想

書誌事項

植民地を謳う : シャンソンが煽った「魔性の楽園」幻想

猪俣良樹著

現代企画室, 2011.7

タイトル別名

植民地を謳う : シャンソンが煽った魔性の楽園幻想

タイトル読み

ショクミンチ オ ウタウ : シャンソン ガ アオッタ マショウ ノ ラクエン ゲンソウ

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内容説明・目次

内容説明

フランスはかつて一大植民地帝国であった。アジア、太平洋、アラブ、アフリカ、アメリカ大陸の一部にまでその支配力を及ぼした。現地の人びとを「野蛮人」や「食人種」として侮蔑しながら、男たちはそこに楽園幻想を抱き「女・裸・阿片」を謳い上げる「植民地シャンソン」を生み出した。その時代は、終わりを告げたのだろうか。

目次

  • 序章 人工楽園のバーバリズム—巴里博人肉ショー
  • 第1章 魔性楽園のエキゾティシズム—馥る異国の華々
  • 第2章 魔性楽園のエロティシズム—誘う熟女たち
  • 第3章 魔性楽園のバイオリズム—カリブの身体
  • 第4章 魔性楽園のアニマリズム—裸でごめんなさい
  • 第5章 魔性楽園のカニバリズム—貪る食人種たち
  • 枯尾花跋抄—再生へ向けて

「BOOKデータベース」 より

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