湾岸戦争大戦車戦 : 史上最大にして最後の機甲戦

書誌事項

湾岸戦争大戦車戦 : 史上最大にして最後の機甲戦

河津幸英著

イカロス出版, 2011.7

タイトル別名

Greatest tank battle in Gulf War

Operation desert saber

史上最大にして最後の機甲戦湾岸戦争大戦車戦

タイトル読み

ワンガン センソウ ダイセンシャセン : シジョウ サイダイ ニシテ サイゴ ノ キコウセン

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注記

月刊『軍事研究』(ジャパン・ミリタリー・レビュー刊) 2008年4月号から2010年2月号に連載したものに、誤りを訂正し、大幅な加筆を行い再編集したもの

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784863204164

内容説明

原油価格をめぐる摩擦をきっかけに隣国クウェートへ侵攻した中東の雄イラクに対し、アメリカを中心とする多国籍軍(兵力約50万)は、イラク・サウジアラビア国境沿いに進駐する。緊迫の度合いが深まるなかの1991年1月17日、多国籍軍は「砂漠の嵐」作戦を発動、ここに湾岸戦争が勃発した。本書は、ペルシア湾岸の砂漠を舞台に史上空前のスケールで繰り広げられた大戦車戦の全貌を、多国籍軍の公刊資料、中央軍総司令官ノーマン・シュワルツコフら関係者が著した膨大な数の文献を紐解くことで明らかにする。両軍合わせて7000両の戦車が激突する死闘を制するのは、“無敵戦車”M1A1を擁する多国籍軍か、“バビロンの獅子”T72を放つイラク軍か。知られざる湾岸戦争の陸戦にスポットをあてた異色の戦史。

目次

  • フセイン親衛隊のクウェート征服
  • 無敵戦車M1A1の“極秘”技術開発
  • 史上最強の戦争マシーン第7機甲軍団
  • シュワルツコフの秘密作戦会議
  • 一月一七日「砂漠の嵐」作戦発動
  • フセインのサウジ侵攻作戦「ハフジの戦い」
  • 第7軍団の西方大機動と陽動作戦
  • 「大空爆」イラク戦車軍団の殱滅に失敗
  • 地上戦突入!海兵隊サダムラインを突破
  • 第7軍団侵攻「敵を塹壕に埋めて前進せよ」
  • 第18空挺軍団の「西方の壁」作戦
  • 「起床ラッパの戦い」&砂漠のネズミ
巻冊次

下 ISBN 9784863204171

内容説明

徹底した空爆でイラク軍地上部隊の戦力を半減させた多国籍軍は、東に向かってまわりこむようにイラク領内に進攻を開始、「砂漠の軍刀」作戦が発動された。M1A1エイブラムズ、M2ブラッドレー、AH‐64攻撃ヘリを駆使したエアランド・バトルで戦いの主導権を握ったかに見えた多国籍軍だが、イラク軍もまだその牙を抜かれたわけではなかった—本書は、ペルシア湾岸の砂漠を舞台に史上空前のスケールで繰り広げられた大戦車戦の全貌を、多国籍軍の公刊資料、当時の関係者が著した膨大な数の文献を紐解くことで明らかにする。両軍合わせて7000両の戦車が激突する死闘を制するのは、“無敵戦車”M1A1を擁する多国籍軍か、“バビロンの獅子”T72を放つイラク軍か。知られざる湾岸戦争の陸戦にスポットをあてた異色の戦史。

目次

  • 四人の戦車クルーと騎兵連隊「73イースティングの戦い」
  • 第3機甲師団のタワカルナ北部主陣地攻防戦
  • 四両の無敵戦車がやられた!「タワカルナの戦い」
  • 鋼鉄のローラーが蹂躙「ノーフォークの戦い」
  • 最大の同士討ち&アパッチの夜間攻撃
  • 「メディナ尾根の戦い」(燃料切れに陥った最前線の戦車部隊;四三分間で戦車旅団が壊滅)
  • 海兵隊「ムトラ峠の戦い」と「国際空港の占領」
  • 第24歩兵師団の幹線・航空基地制圧戦
  • 「停戦命令」生き残った共和国親衛隊
  • サフワン停戦会談&戦果と損害
  • アメリカ/イラク両軍の主要車両

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB06686084
  • ISBN
    • 9784863204164
    • 9784863204171
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    2冊
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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