浅草十二階 : 塔の眺めと「近代」のまなざし

書誌事項

浅草十二階 : 塔の眺めと「近代」のまなざし

細馬宏通著

青土社, 2011.9

増補新版

タイトル別名

浅草12階 : 塔の眺めと近代のまなざし

タイトル読み

アサクサ 12カイ : トウ ノ ナガメ ト「キンダイ」ノ マナザシ

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注記

『ユリイカ』の連載 (1999年2月-2000年4月) を大幅に加筆訂正したもの

参考資料: p317

内容説明・目次

内容説明

関東大震災で失われた浅草凌雲閣、通称「十二階」。眼下に吉原を望み、日本初のエレベーター、百美人、戦争絵を擁し、絵や写真となり、見世物小屋、広告塔としても機能したこの塔の眺めが、啄木や花袋らのまなざしをとらえ、「近代」の欲望を体現する。新たにコラム「飛行機は空の黒子」「魔法使いの建てた塔」を増補。

目次

  • 塔の眺め
  • 十二階と風船
  • 人のまなざし・美人へのまなざし
  • 塔とパノラマ
  • 舞姫と塔
  • まなざしを要するもの
  • 覗かれる塔
  • 眺められるだけの塔
  • パノラマのような眺め
  • 塔というパノラマ
  • 啄木の凌雲閣
  • 十二階という現在

「BOOKデータベース」 より

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