錯覚する脳 : 「おいしい」も「痛い」も幻想だった
著者
書誌事項
錯覚する脳 : 「おいしい」も「痛い」も幻想だった
(ちくま文庫, [ま-41-2])
筑摩書房, 2011.9
- タイトル別名
-
錯覚する脳 : おいしいも痛いも幻想だった : サッカクスル ノウ : オイシイ モ イタイ モ ゲンソウ ダッタ
- タイトル読み
-
サッカク スル ノウ : オイシイ モ イタイ モ ゲンソウ ダッタ
大学図書館所蔵 件 / 全42件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p245-246
内容説明・目次
内容説明
「心は脳が作り上げた幻想である」ことを述べている著者が、さらに詳しく、自己意識や五感が錯覚であることに的を絞って説明した。たとえば、「なぜ会話相手の声は口から聞こえるのか?」あたりまえと思っていたことが、考えてみると確かに不思議なことだとわかる。「すべてがイリュージョン」と言われるとむなしくなるかもしれないが、むしろ生きる重荷から解放されて、どうせなら、何にもとらわれずに思い切り生きよう、というポジティブなメッセージを伝える結論になっている。『脳はなぜ「心」を作ったのか』の続編。
目次
- 第1章 意識はイリュージョンである(意識とは何か;心の哲学とゾンビ;意識の機能は受動的)
- 第2章 五感というイリュージョン(感覚とは何か;触覚—「痛み」は何のためにあるのか;味覚・嗅覚—世の中には存在しない「甘み」をなぜ感じるのか;聴覚—相手の話し声が口元から聞こえる不思議;視覚—色も明るさも存在しないのに、見えている;再び二元論VS一元論)
- 第3章 主観体験というイリュージョン(感覚遮断タンク;すべてはイリュージョンなのか;思想家釈迦と空;生命というイリュージョン)
「BOOKデータベース」 より