聖書を語る : 宗教は震災後の日本を救えるか
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聖書を語る : 宗教は震災後の日本を救えるか
文藝春秋, 2011.7
- タイトル読み
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セイショ オ カタル : シュウキョウ ワ シンサイゴ ノ ニホン オ スクエルカ
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内容説明・目次
内容説明
クロノスとカイロス、キリスト教は元本保証型ファンド、「新世紀エヴァンゲリオン」の最終結論、『1Q84』は男のハーレクイン、日本は近代以前かポスト近代か、宗教に何が出来るのか…。共にキリスト教徒の二人が火花を散らす異色対談。
目次
- 第1章 「聖書」を語る(文学部と神学部の異種格闘技;終末遅延問題;クロノスとカイロス;キリスト教は元本保証型ファンド;今度は「使徒言行録」を読みましょう)
- 第2章 「春樹とサリンジャー」を読む(聖書から謎の福音書「Q」へ;第二の月はチワワ!?;「新世紀エヴァンゲリオン」の最終結論;『1Q84』は男のハーレクイン;それでも村上春樹は役に立つ;閉経女は逆襲する:フラニーと「ナム・アミダ・ブツ」;聖なるものと俗なるもの:太ったおばちゃんがキリスト;キリスト教徒でないのは狼男;原罪は「セックス」ではなく「自意識」)
- 第3章‐1 「地震と原発」を読む—チェルノブイリ、そして福島(あの日、揺れて感じたこと;チェルノブイリの既視感;日本は近代以前かポスト近代か;若い世代にもデジャヴュが;全体主義のさじ加減;天皇のビデオメッセージ;宗教に何が出来るのか;神様とはズレである;否定して最後に残るサムシング;ロシアでC・ディオールは流行らない;ライプニッツのモナドで繋がる;地震は天罰か天譴なのか)
- 第3章‐2 「地震と原発」を読む—日本人を繋ぐものは?(日本人を繋ぐ「宗教的なるもの」;グレートマザーが日本を救う;聖母マリアの無原罪昇天;大東亜共栄圏はモナドロジー;国家総動員法は誤解されている;人間の内側と外側を繋ぐおmの;スピリチュアルと伝統宗教;「私の喪失」と「私の意見」;「ニガヨモギ」と「メメント・モリ」)
「BOOKデータベース」 より