戦争と近代 : ポスト・ナポレオン200年の世界
著者
書誌事項
戦争と近代 : ポスト・ナポレオン200年の世界
社会評論社, 2011.9
- タイトル別名
-
En l'honneur du soldat inconnu
戦争と近代 : ポストナポレオン200年の世界
- タイトル読み
-
センソウ ト キンダイ : ポスト ナポレオン 200ネン ノ セカイ
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注記
略年表(川島祐一作成): p232-243
その他の編著者: 工藤豊, 中島浩貴, 山家歩
文献あり
内容説明・目次
内容説明
フランス革命とナポレオンの登場。国民軍の創設と兵站の重視など軍事組織の大改革。戦争と国民国家が手に手をとって歩みだした。近代軍事史をとおして、世界と日本の「近代」の諸相を照らし出す。
目次
- 第1部 ナポレオンとその影響(「フランス革命」の負の遺産;クラウゼヴィッツと「戦争」—近代的国民戦争の連続性と転換;サン=シモンからみたナポレオン—ナポレオン論の変容 ほか)
- 第2部 ポスト・ナポレオンの動向(マキアヴェッリとポスト・ナポレオン期イタリアの政治的ロマン主義—『君主論』解釈とリソルジメント民主派の変質;フランス革命期におけるパトリ(祖国)のアレゴリー;「対内戦争」の勃発と刑罰制度の変化—十九世紀フランスにおける犯罪者の概念の変遷 ほか)
- 第3部 日本における“戦争と近代”(食文化からみる近代日本の西洋化—福澤諭吉と森鴎外の西洋食論;追放と栄光—保田與重郎のナポレオン論について;国家の枠を超えて—トランスナショナリストとしての南方熊楠の思想と行動 ほか)
「BOOKデータベース」 より