私自身であろうとする衝動 : 関東大震災から大戦前夜における芸術運動とコミュニティ
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書誌事項
私自身であろうとする衝動 : 関東大震災から大戦前夜における芸術運動とコミュニティ
以文社, 2011.9
- タイトル別名
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私自身であろうとする衝動 : 関東大震災から大戦前夜における芸術運動とコミュニティ
- タイトル読み
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ワタクシ ジシン デアロウ トスル ショウドウ : カントウ ダイシンサイ カラ タイセン ゼンヤ ニオケル ゲイジュツ ウンドウ ト コミュニティ
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注記
博士論文 (東京大学, 2008年) に大幅に手を加えたもの
内容説明・目次
内容説明
小説『黒揚羽の夏』で鮮烈デビューを果たした俊英による明日を切り拓くための歴史的パースペクティヴ。生と労働、そして生と芸術—関東大震災から大戦前夜にかけ、これらを総合すべく華開いた幾多の“夢”。彼らの思い描いた夢想は儚く歴史のなかへと埋没してしまうのか?宮沢賢治、柳宗悦、江戸川乱歩、今和次郎、有島武郎、横光利一、保田與重郎らの思考と実践の核心を抉り、大転換期を迎えた現代にその姿を鮮やかに蘇らせる。
目次
- プロローグ 美的アナキズムとはなにか
- 第1章 ポスト白樺派の世代—分離派建築会、今和次郎、萩原恭次郎
- 第2章 閉ざされた部屋—宇野浩二、江戸川乱歩、川端康成、谷崎潤一郎
- 第3章 テクネーの無限運動—柳宗悦
- 第4章 セルロイドの中の革命—横光利一
- 第5章 意識の形而上学—宮沢賢治
- 第6章 「血統」の生成—保田與重郎
- エピローグ 美的アナキズムの行方
「BOOKデータベース」 より