上杉茂憲 : 沖縄県令になった最後の米沢藩主
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書誌事項
上杉茂憲 : 沖縄県令になった最後の米沢藩主
(祥伝社新書, 248)
祥伝社, 2011.9
- タイトル読み
-
ウエスギ モチノリ : オキナワ ケンレイ ニ ナッタ サイゴ ノ ヨネザワ ハンシュ
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注記
参考文献: p224
内容説明・目次
内容説明
戊辰戦争で奥羽越列藩同盟の盟主として名を馳せた米沢藩の最後の藩主・上杉茂憲は、僻遠の地・沖縄の県令を命じられる。日清両属だった沖縄は琉球王国時代の古い制度・慣習がそのまま残り、人々は貧窮の底に喘いでいた。茂憲は持てる力のすべてを投じて全県をくまなく回り、実態を調査。何度も窮状を訴える上申書を政府に提出する。また、優秀な青年を留学生として本土に送り、沖縄に近代化の種を蒔いた。今日、沖縄で敬愛される数少ない本土人の一人、上杉茂憲の知られざる生涯に迫る。
目次
- 第1章 取り残された沖縄—「琉球処分」に揺れる、日清両属の王国
- 第2章 上杉県令、沖縄へ—官軍に抗した米沢藩主を待ち受けていたもの
- 第3章 沖縄全土をくまなく歩く—「沖縄本島巡回日誌」の世界
- 第4章 立ちはだかる「旧慣温存」—新政府は、なぜ琉球の旧制度を容認したのか
- 第5章 中央政府に上申書を提出—政府要人に伝わった、沖縄の現実
- 第6章 志半ばでの解任—上杉茂憲が沖縄に蒔いた種
- 終章 沖縄に灯した、小さな火
「BOOKデータベース」 より