素晴らしき哉、フランク・キャプラ
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素晴らしき哉、フランク・キャプラ
(集英社新書, 0611F)
集英社, 2011.10
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素晴らしき哉フランクキャプラ
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スバラシキカナ、フランク・キャプラ
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Note
フランク・キャプラ略年譜: p238-245
主要参考文献: p246-249
Description and Table of Contents
Description
一九二九年の大恐慌でどん底にあったアメリカ。失業者があふれ、沈滞した社会を映画で励ましたのがフランク・キャプラである。『或る夜の出来事』『スミス都へ行く』そして国民的映画『素晴らしき哉、人生!』などの名作を監督、三度のアカデミー賞監督賞の栄冠を手にし、イタリア移民としてアメリカンドリームを実現する。そして一九五〇年代に吹き荒れた赤狩りでアメリカに裏切られた男の人生。本書は、今なおスピルバーグ、スコセッシをはじめ映画人から敬愛され、色褪せることのないキャプラ映画の魅力に迫る、本邦初の本格評伝である。イントロダクションに山田洋次監督の特別談話「映画の嘘」を収録。
Table of Contents
- 映画の嘘(山田洋次(映画監督))
- 序 アメリカがこよなく愛する映画—なぜいまキャプラなのか?
- 第1章 キャプライズム宣言—『狂乱のアメリカ』
- 第2章 善意の哲学—『一日だけの淑女』
- 第3章 いまなお新しいキャプラ—『或る夜の出来事』
- 第4章 アメリカと社会運動—『スミス都へ行く』
- 第5章 至高のアメリカ映画—『素晴らしき哉、人生!』
- 第6章 赤狩り—『波も涙も暖かい』
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