菊の御紋章と火炎ビン : 「ひめゆりの塔」「伊勢神宮」で襲われた今上天皇
著者
書誌事項
菊の御紋章と火炎ビン : 「ひめゆりの塔」「伊勢神宮」で襲われた今上天皇
(文春文庫, [さ-22-17])
文藝春秋, 2011.10
- タイトル別名
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菊の御紋章と火炎ビン : 「ひめゆりの塔」「伊勢神宮」が燃えた「昭和50年」
菊の御紋章と火炎ビン : ひめゆりの塔伊勢神宮で襲われた今上天皇
- タイトル読み
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キク ノ ゴモンショウ ト カエンビン : 「ヒメユリ ノ トウ」 「イセ ジングウ」 デ オソワレタ キンジョウ テンノウ
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注記
『菊の御紋章と火炎ビン : 「ひめゆりの塔」「伊勢神宮」が燃えた「昭和50年」』 (2009年4月刊) を改題し文庫化したもの
今上天皇ほかの肖像あり
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
今上天皇が、皇太子時代の「昭和50年」に沖縄と三重で遭遇した二つのテロ事件。危機一髪ならぬ「危機一発」の双方の現場で、警備責任者だったミスター「危機管理」は、いかに行動したのか。当時の過激派が総括しないまま、一部が「体制化」した今、「沈黙の掟」を破って書き遺す昭和の「大逆事件」との闘い。
目次
- 第1章 沖縄無血返還の大功労者・佐藤栄作死す—思わぬ「右」からのフックで三木武夫はノックアウト
- 第2章 「内戦」としての三菱重工等連続企業爆破事件—「狼」「大地の牙」「さそり」一斉検挙
- 第3章 聖域としての「ひめゆりの塔」—「沖縄返還阻止闘争」は民族独立運動だった
- 第4章 「ひめゆりの塔」火炎ビン事件の“真相”—見事な「ノーブレス・オブリージ」
- 第5章 交響楽『昭和50年』の間奏曲・クアラルンプール事件—米大使館占拠のテロリストに屈した「超法規釈放」
- 第6章 「懲戒栄転」で三重県警本部長へ—「危機管理の鬼」となり猛訓練の日々
- 第7章 史上初の「伊勢神宮」風日祈宮炎上—再び皇太子ご夫妻を狙った火炎ビン
- 第8章 懐かしの三重県警“昭和グラフィティ”—ノウ・モア・タヌキから意外な感謝状まで
- 第9章 さらば警察庁、こんにちは防衛庁—狂瀾怒涛の時代が終り、「治世の能吏」の時代始まる
- 第10章 “万年課長”の憂鬱—武功をたてすぎた武将の「敗者の条件」とは
- 第11章 私の考える「天皇制」—昭和の「大逆事件」との闘い
- 最終章 老兵は死なず、ただ書き遺すのみ—「虎ハ死シテ皮ヲ残ス」—老護民官のモノローグ(独白)
「BOOKデータベース」 より