デッラ・カーサ妻を持つべきか : 風雅な妻帯論
著者
書誌事項
デッラ・カーサ妻を持つべきか : 風雅な妻帯論
(TTS文庫)
東京図書出版会, 2011.2 , リフレ出版(発売)
- タイトル別名
-
Opere di Monsignor Giovanni della Casa.
- タイトル読み
-
デッラ カーサ ツマ オ モツベキカ : ユウガナ サイタイロン
大学図書館所蔵 件 / 全1件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
軽はずみな結婚に走る若者への戒め。マキアヴェッリのごとく現実を冷厳に見据えるルネサンス・ヒューマニストの女性論。
目次
- 妻を持つべきか持たざるべきかについて、この論題を解き明かすのは何とも厄介なことである
- 人類の保存のためには、結婚は必ずしも必要不可欠ではなく、また人口を殖やすのに役立つものでもない
- 国家を維持していく上で結婚は必要であろうか、今後の論議の展開について
- よき友を選び、友情を保つ難しさ
- 結婚生活という名の、一人の女性との永続的な交友関係は保ちがたいもの。だが、二度と解消ができない結婚の絆を、男はいかに軽々しく結ぶことか
- 一人の同じ女性と生活習慣を共にするのがどれほど辛いことか
- 立派な家柄の妻が見せる高慢ちきで厚かましい自惚れ
- 美女といえども、妻となればたちまち煩わしい
- 女性の美しさは、いかに長く続かず速やかに衰えゆくか
- 妻は夫にむやみに反感を抱くもの。女たちの強情な性質について〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より