本当は恐ろしい『古事記』・『日本書紀』
著者
書誌事項
本当は恐ろしい『古事記』・『日本書紀』
(ワニ文庫, 39309)
KKベストセラーズ, 2011.3
- タイトル読み
-
ホントウ ワ オソロシイ コジキ ニホン ショキ
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注記
背のシリーズ番号: P-209
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
日本に現存する最古の歴史書『古事記』・『日本書紀』は、血塗られた「恐ろしい」エピソードに彩られている。近親相姦、裏切り、残酷な運命、骨肉の争い、徹底した男尊女卑etc。—「真実の歴史」に迫る一冊。
目次
- 第1章 神話(夫婦神の国づくりと泥沼の離婚騒動—天地開闢とイザナキ・イザナミの神話;荒ぶる神スサノヲの「罪と罰」—天岩戸事件とオオゲツヒメ惨殺、ヤマタノヲロチ退治;オホクニヌシの試練とアマテラスの野望—兄弟神からの迫害、スサノヲの婿いびり、正妻の嫉妬の果てに ほか)
- 第2章 伝説(非業の死を遂げた3人の「逆賊」—イワレビコの東征 神々に守られた初代・神武天皇;母を娶った義兄を殺して、第2代即位—謎の空白期間 欠史八代;オホモノヌシの祟りと逆臣の登場—国内の安定と賦役・徴税の制度化 ほか)
- 第3章 歴史(暴虐の天皇と流浪の天皇—胎児を腹から引きずり出す、サディスト武烈天皇;不自然な系図の裏に、皇室の陰謀あり—天皇三代を巻き込む、二朝対立の謎;政争の道具にされた仏教—蘇我氏と物部氏の崇仏論争 ほか)
「BOOKデータベース」 より