絶頂美術館 : 名画に隠されたエロス
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絶頂美術館 : 名画に隠されたエロス
(新潮文庫, [に-25-1])
新潮社, 2011.11
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ゼッチョウ ビジュツカン : メイガ ニ カクサレタ エロス
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Note
マガジンハウス (2008年12月) 刊を「新潮文庫」として再刊したもの
参考文献: 巻末
Description and Table of Contents
Description
観るものの心をときめかせるエロティックな絵画。時を超え、文化を超えて人々を引き付けてやまない「性」の讃歌を湛えた名画の、細部に宿る謎を解き明かす。しどけなく横たわるヴィーナスの足指が反り返っているのはなぜか。実在の娼婦から型取りされた裸体彫刻の、ねじれたポーズの意味するところは?神話や時代背景を読み解き、読者を知的絶頂へと誘う、目からウロコの美術案内。
Table of Contents
- 足指のひそやかな物語—美のエクスタシーは細部に宿る
- 絶頂のボディ・ライン—パリ芸術界の女王、官能の身悶え
- 古代ヌードのくびれ効果—ポーズは「自分をデザインする」
- 新古典主義のトルコ風呂—ハーレムに託した裸体のユートピア
- 接吻するエクスタシー—愛と魂が結ばれるクライマックス
- 涙の美少年ヌード—革命の少年兵が全裸で描かれた理由
- 無敵のギリシア同性愛軍団—死をも超える古代神聖部隊の愛の絆
- ヌードの虐殺—倒錯と激情が渦巻くロマン主義の裸身
- 戦うレズビアン絵画—反逆の画家が描く「男性不要」の官能
- 挑発のカメラ目線—見る者を見返すヌードが開いた近代〔ほか〕
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