父への恋文 : 新田次郎の娘に生まれて
著者
書誌事項
父への恋文 : 新田次郎の娘に生まれて
(ヤマケイ文庫)
山と渓谷社, 2011.3
- タイトル読み
-
チチ エノ コイブミ : ニッタ ジロウ ノ ムスメ ニ ウマレテ
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内容説明・目次
内容説明
著者は、山岳小説と歴史小説で数々の大作を著してきた直木賞作家・新田次郎を父に、戦後の引き揚げ体験を綴った『流れる星は生きている』でベストセラー作家となった藤原ていを母にもつ家庭に育った。幼少期の辛い引き揚げ体験がトラウマになっていた著者は、一人娘であるがゆえに父親から深い愛情をかけられ、成長した。新田次郎の死後20年を経て、初めて綴られたベストセラー作家を両親にもった娘の心の葛藤を描いた話題作である。
目次
- 第1章 幼年期の想い出(無花果の木の上で;文章指導 ほか)
- 第2章 作品の周辺(動物とタイトル—『東天紅』と『山犬物語』;飛ばないカラス—『八甲田山死の彷徨』 ほか)
- 第3章 作家の母(笹原と新田;父の初恋 ほか)
- 第4章 新田次郎の死(白い足)
「BOOKデータベース」 より