中国中観思想論 : 吉蔵における「空」

書誌事項

中国中観思想論 : 吉蔵における「空」

高野淳一著

大蔵出版, 2011.11

タイトル別名

中国中観思想論 : 吉蔵における空

タイトル読み

チュウゴク チュウカン シソウロン : キチゾウ ニオケル「クウ」

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注記

学位論文「吉蔵思想の研究」 (東北大学, 2002年) を加筆修正したもの

内容説明・目次

内容説明

隋から唐初にかけて活躍し、中国仏教における中観・空思想を一つの究極に導いたとされる吉蔵。現存するかれの著作の精査を通して、その思想の枠組から展開の過程、到達点までを浮き彫りにし、さらに、先行する古訳以来の仏教理解、類似する中国固有思想、同時代の仏教者の見解との比較・考察により、かれの思想の源流と、その普遍性・独自性を多角的に探究した、稀にみる知的冒険の書。

目次

  • 序章 本研究の目的
  • 第1章 吉蔵の伝記と著作
  • 第2章 吉蔵思想の枠組—『大乗玄論』の検討を通して
  • 第3章 吉蔵思想の展開
  • 第4章 吉蔵思想の基底
  • 第5章 吉蔵思想の位置
  • 終章 吉蔵における「空」

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB07372853
  • ISBN
    • 9784804305806
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    375p
  • 大きさ
    22cm
  • 件名
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