内部被曝の脅威 : 原爆から劣化ウラン弾まで
著者
書誌事項
内部被曝の脅威 : 原爆から劣化ウラン弾まで
(ちくま新書, 541)
筑摩書房, 2011.8
[第4刷]
- タイトル読み
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ナイブ ヒバク ノ キョウイ : ゲンバク カラ レッカ ウランダン マデ
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注記
記述は第8刷 (2011.8) による
頁数の違いにより <BA72124410> とは別書誌と判断 (第4刷以降、第3章内容の1部を修正・削除)
内容説明・目次
内容説明
内部被曝とは、放射性物質を体内にとりこみ、長時間にわたって身体の内側から放射線を浴びることである。恒常的に被ばくすることで遺伝子が傷つけられ、癌などを誘発するといわれている。だが、このリスクを見極める研究は少なく、人体への影響をめぐっては議論百出だ。本書では、ヒロシマでの被ばく後、六十年にわたり内部被曝の研究を続けてきた医師・肥田舜太郎と、気鋭の社会派ジャーナリスト・鎌仲ひとみが、内部被曝のメカニズムを解き明かし、その脅威の実相に迫る。「劣化ウラン弾」などの大量使用により新たな様相を帯びる「核の脅威」に斬り込んだ、警世の書。
目次
- 第1章 世界に拡がる被ばくの脅威(被ばくの論点;イラクの被ばく者たち)
- 第2章 爆心地からもういちど考える(爆心地の風景;内部被曝で死んでゆく人々;被ばく者特有の症状とは何か)
- 第3章 内部被曝のメカニズム(放射線の基礎知識;内部被曝の危険について;内部被爆の症状)
- 第4章 被ばくは私たちに何をもたらすか(アメリカの被ばく者たち;劣化ウラン弾は何をもたらすか)
- 第5章 被ばく体験を受け継ぐ
「BOOKデータベース」 より