不在論 : 根源的苦痛の精神分析
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不在論 : 根源的苦痛の精神分析
創元社, 2011.11
- タイトル読み
-
フザイロン : コンゲンテキ クツウ ノ セイシン ブンセキ
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注記
文献: p121-122
内容説明・目次
内容説明
精神分析は治そうとするのでもなければ、癒そうとするのでもない。こんがらがった不幸が、ありきたりの不幸に戻るように…、その不幸にもちこたえる力が高まるように…。人の苦悩の根源的な体験“対象の不在”喪失の痛みをもたらす“不在の対象”を見つめる。
目次
- 第1部 こころの機能のメタサイコロジィ(現象としてのこころ;こころの現象に関する理論;「精神現象の二原則」論文の紹介と解説 ほか)
- 第2部 不在の対象(一次過程体験の原型としての対象の不在;心的苦痛の現実化としての対象の不在;ない乳房の発見—不在の対象の認知 ほか)
- 第3部 対象の不在/対象喪失(対象の喪失への対処—失われた対象;対象喪失の対処過程—喪の哀悼の過程;乳幼児における喪失とその対処—抑うつ態勢 ほか)
「BOOKデータベース」 より