幕末期対外関係の研究

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幕末期対外関係の研究

上白石実著

吉川弘文館, 2011.12

タイトル読み

バクマツキ タイガイ カンケイ ノ ケンキュウ

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注記

学位請求論文「幕末維新期対外関係史の研究 : 十九世紀日本の海防と開港」 (立教大学提出) を出版のため手直ししたもの

内容説明・目次

内容説明

幕末の対外政策は、ペリー来航を画期として来航以前の「海防」と来航以後の「開港」とに分けられる。「海防」については対外問題だけでなく国内問題への対応の面からも考察。「開港」については外国人隔離という視点から追究。ペリー来航と向き合った阿部正弘政権を中心に、寛政期から明治前期まで、十九世紀における日本の対外政策の連続性を解明する。

目次

  • 海防と開港
  • 第1部 海防と農兵(文政七年大津浜事件に見る危機意識と異国船取扱いの原則;寛政期対馬藩の海防体制;農兵をめぐる議論と海防強化令;筒井政憲—開港前後の幕臣の危機意識について;三方領知替事件における川越藩—幕藩領主と「人気」)
  • 第2部 外交と開港(開港期の学問所と阿部正弘政権;安政改革期における外交機構;新潟開港問題と外国奉行の北陸巡見;幕府開港論の継承—新潟開港問題を中心として;万延元年アメリカ大統領宛て国書)
  • 外国人隔離策としての海防と開港

「BOOKデータベース」 より

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