中世漢文学の形象

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中世漢文学の形象

小野泰央著

勉誠出版, 2011.11

タイトル読み

チュウセイ カンブンガク ノ ケイショウ

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内容説明・目次

目次

  • 序章 文学史のなかの中世漢文学
  • 第1章 散文の典故(『後二条師通記』の故事引用—平安官人の生活と中国思想;『後二条師通記』の漢詩文表現—古記録の記述と時令思想;『江談抄』第六「江都督安楽寺序間事」に現れた大江匡房の意図;『台記』と漢籍—文に融合する引用について;『民経記』における『和漢朗詠集』の摂取方法について;『民経記』の交情記事について;『松陰語録』巻一の『貞観政要』引用について;『万松院殿穴大記』の生成—『太平記』・『万松院贈左府を悼める辞』との関係について)
  • 第2章 詩論(『江談抄』の詩文論と平安朝詩文;十二世紀に至る詩歌論の展開—格式から詩話へ;『空華日用工夫略集』の詩論について;「三体詩抄」の「底意」と「穿鑿」;一韓智〓(こう)『山谷抄』の王安石観について;中世歌論に見られる宋代詩論)
  • 第3章 漢詩(『賦光源氏物語詩』の表現形成について;五山詩文における梅—その高貴なイメージの形成について;詩を論じる詩—五山漢詩の理知性について;五山文学の自注—『梅花無尽蔵』を中心に;五山漢詩の引用方法;五山漢詩と「三体詩抄」)
  • 終章 中世漢文学の形象史

「BOOKデータベース」 より

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