まやかしの安全の国 : 原子力村からの告発
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まやかしの安全の国 : 原子力村からの告発
(角川SSC新書, 137)
角川マガジンズ , 角川グループパブリッシング (発売), 2011.11
- タイトル読み
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マヤカシ ノ アンゼン ノ クニ : ゲンシリョクムラ カラ ノ コクハツ
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注記
文献: p202-206
内容説明・目次
内容説明
日本原子力研究所で35年間、原発の安全性について研究をしてきた著者は、「重大な事故は想定外の事象のより、想定外のプロセスを経て現実に起こりうる」と長年訴えてきた。しかし、その警鐘は黙殺されてきたという。今回の福島第一原発事故では、3月20日以降の原子炉内再溶融の可能性を指摘。だれも本当のことを言おうとしない原子力村で闘ってきた著者が、覚悟と能力を持たない国が原発を持つことの危険性を説き、安全に廃炉にし、核廃棄物を低減する方向への転換を提言する。
目次
- 第1章 この国に原発を持つ覚悟と能力があるのか?
- 第2章 この国の原発安全対策は誰がしてきたのか?
- 第3章 安全神話はいかにして作られたのか
- 第4章 データ分析して見えてきた福島第一原発事故
- 第5章 過去の事故に学ぶこと—スリーマイル、チェルノブイリ、そしてJCO
- 第6章 原発の安全と安心
- 第7章 「軍隊」のない国が原発を持つということ
「BOOKデータベース」 より