限界集落の真実 : 過疎の村は消えるか?
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書誌事項
限界集落の真実 : 過疎の村は消えるか?
(ちくま新書, 941)
筑摩書房, 2012.1
- タイトル読み
-
ゲンカイ シュウラク ノ シンジツ : カソ ノ ムラ ワ キエルカ?
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注記
参考文献: p284
本書のもとになった研究: p284-285
内容説明・目次
内容説明
高齢化が進み、いずれ消滅に至るとされる「限界集落」。だが危機を煽る報道がなされているのに、実際に消滅したむらはほとんどない。そこには逆に「限界集落」という名付けをしたことによる自己予言成就—ありもしない危機が実際に起きる—という罠すら潜んでいる。カネの次元、ハードをいかに整備するかに問題を矮小化してきた、これまでの過疎対策の責任は重い。ソフトの問題、とりわけ世代間継承や家族の問題を見据え、真に持続可能な豊かな日本の地域社会を構想する。
目次
- 序 むらは消えるか—東日本大震災を経て
- 第1章 つくられた限界集落問題
- 第2章 全国の過疎地域を歩く
- 第3章 世代間の地域住み分け—効率性か、安定性か
- 第4章 集落発の取り組み
- 第5章 変動する社会、適応する家族
- 第6章 集落再生プログラム
「BOOKデータベース」 より