北欧商業史の研究 : 世界経済の形成とハンザ商業
著者
書誌事項
北欧商業史の研究 : 世界経済の形成とハンザ商業
知泉書館, 2011.11
- タイトル読み
-
ホクオウ ショウギョウシ ノ ケンキュウ : セカイ ケイザイ ノ ケイセイ ト ハンザ ショウギョウ
大学図書館所蔵 全82件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
学位論文(早稲田大学, 2010年)を若干の修正をしたもの
参考文献: p[335]-367
索引: p[369]-380
巻頭: ハンザ・北欧商業圏の地図有り
内容説明・目次
内容説明
本書は14世紀から17世紀に至る北方ヨーロッパで繰り広げられた広域的な商業について、リューベックを中心にドイツのハンザ都市の商業活動を通して考察する。近世の世界経済の形成に伴いヨーロッパ経済が大きく変質する中で、ハンザ・北欧商業圏の都市がいかに活動し、それがハンザの盛衰とどう関わったか。通商路の広がりに注目、取引先や流通する商品、取引の頻度など多面的に解明する。はじめにハンザ商業の動脈であったリューベックを経由したバルト海・北海間商業の構造を解明する。次に近世「ヨーロッパ世界経済」の影響を受けたハンザ都市の変化を念頭に置き、ハンザの伝統に立脚したリューベックと他のハンザ都市であるダンツィヒ、ケルン、ハンブルクとの商業基盤が異質であることを明らかにする。最後にオランダのバルト海進出により、リューベックはヨーロッパ規模の通商拠点としての重要性は失っていくが、デンマークとの密接な商業関係を展開し、ハンザの衰退期にバルト海南西海域を中心に近隣地域と取引を拡大していった事情を考察する。
目次
- 第1部 バルト海・北海間商業におけるリューベック(ハンザ盛期におけるバルト海・北海間の内陸商業—リューベック・オルデスロー間商業の記録から;ハンザ後期におけるバルト海・北海間の内陸商業—リューベック・ハンブルク間商業の記録から;リューベックにおけるロシア・リーフラント産品の取引)
- 第2部 世界経済形成期のハンザ商業—国際商業のなかのハンザ都市(ハンザ転換期におけるバルト海情勢と商業—ハンザ・オランダ・デンマーク;バルト海・北海間商業におけるリューベックとダンツィヒ;スウェーデン産銅の流通とリューベック ほか)
- 第3部 ハンザ後期リューベックのバルト海内商業(スコーネ(ショーネン)を中心としたデンマークとの商業—15世紀末のポンド税台帳の記録から;リューベックの対メクレンブルク・ポメルン商業;ドイツ北部・デンマーク間の商業関係—バルト海南西海域を舞台として)
「BOOKデータベース」 より