火床より出でて
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火床より出でて
(小学館文庫, [や19-1])
小学館, 2011.11
- タイトル読み
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ホド ヨリ イデテ
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注記
『追憶の夜』(マガジンハウス 2003年刊)を改題し文庫化したもの
参考文献: p[533]
解説(永江朗): p534-540
内容説明・目次
内容説明
金沢の探偵・成瀬智久のもとに二つの依頼が持ち込まれる。最初の依頼人は、二十三年前に起きた“児童誘拐殺人”の被害者の弟。犯人は逮捕されてすでに死亡しているが、最近その家族が犯人の名誉回復を目論んでいるらしい。その動向を調べてほしいという。一方、もう一人の依頼人は、なんとその殺人犯の娘だった。彼女は、父の亡き後、残された家族を陰で支えてくれた恩人の行方を捜してほしいという。被害者家族と加害者家族。探偵は、二つの依頼に応えるために過去の闇に分け入る。そこには驚くべき真実が隠されていた。世界が反転する傑作ハードボイルド・ミステリ。
「BOOKデータベース」 より