意味の変容 ; マンダラ紀行
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意味の変容 ; マンダラ紀行
(講談社文芸文庫, [もA5])
講談社, 2012.1
- タイトル読み
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イミ ノ ヘンヨウ ; マンダラ キコウ
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注記
年譜 -- 森敦: p262-272
著書目録 -- 森敦: p274-276
内容説明・目次
内容説明
光学機械工場、ダムの工事現場、印刷所…異色の職歴と放浪の作家、森敦の経験と思索は、日本文学史上例を見ない、奇跡的な作品を創造した。宗教的、哲学的、数学的な論述を透過しながら、本作は「比類のない私小説」として読むこともできる。柄谷行人、岩井克人、浅田彰、中上健次による解説付き。空海の足跡を辿り真言密教の謎へ迫る「マンダラ紀行」併録。
目次
- 意味の変容(寓話の実現;死者の眼;宇宙の樹;アルカディヤ;エリ・エリ・レマ・サバクタニ ほか)
- マンダラ紀行(大日のいますところにありながらそれとも知らず去りにけるかな;大日はいまだ雲霧におはすれどひかり漏れ来よ橋を渡らむ;大日のもとに至るか弘法の市にぎはひて心たのしむ;大日は大仏なりや半眼にいとおほらけくここにまします;絶巓にいます大日いや遠く足なへわれにいよよ幽し ほか)
「BOOKデータベース」 より