沖縄の復帰運動と保革対立 : 沖縄地域社会の変容

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沖縄の復帰運動と保革対立 : 沖縄地域社会の変容

櫻澤誠著

有志舎, 2012.1

タイトル読み

オキナワ ノ フッキ ウンドウ ト ホカク タイリツ : オキナワ チイキ シャカイ ノ ヘンヨウ

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注記

学位請求論文「戦後沖縄における復帰運動と地域政治構造の変容過程」(立命館大学、2008年)をもとに加筆修正したもの

内容説明・目次

内容説明

1950〜60年代、アメリカ統治下の沖縄。東西冷戦の真っ直中において、日本本土の影響を受けつつ、独自の形成を遂げた沖縄の政治環境とはいかなるものだったのか。また、沖縄住民が選択を強いられた「保守/革新」「復帰/独立」の二項対立はいかにして歴史的に形成されたのか。今も沖縄の政治と社会を分断し続けているこのようなフレームを前提にせず、地域社会の変容という視点から、その歴史的な形成過程を明らかにする。

目次

  • 序章 戦後沖縄復帰運動史研究の課題
  • 第1章 戦後初期の沖縄における復帰論/独立論—講和交渉期の帰属論争の思想的内実
  • 第2章 一九五〇年代沖縄の地域における教員の役割—社会運動の基盤形成
  • 第3章 一九五〇年代における沖縄の「青年教員」—教員養成・研修での期待像と実像
  • 第4章 戦後沖縄における保革対立軸の形成—一九六〇年代初頭の革新共闘への過程
  • 第5章 戦後沖縄における保革対立軸の成立と「島ぐるみ」運動—教公二法問題の変容過程
  • 第6章 一九六〇年代沖縄教職員会の復帰運動方針変容過程
  • 第7章 沖縄地域社会における保革対立軸の固定化—教公二法阻止闘争から三大選挙へ
  • 終章 沖縄戦後史における二項対立構造の解体

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB07904952
  • ISBN
    • 9784903426501
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vii, 270, 7p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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