崩御と即位 : 天皇の家族史
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崩御と即位 : 天皇の家族史
(新潮文庫, 9296,
新潮社, 2012.1
- タイトル読み
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ホウギョ ト ソクイ : テンノウ ノ カゾクシ
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注記
主要参考文献: p443-447
内容説明・目次
内容説明
時代は天皇がつくり、結果的に天皇には時代が凝縮されている—。明治天皇の剛直さ、大正天皇の文学的側面など、歴代天皇の個性と一家族としての天皇家の父子、母子、夫婦関係は、いかに時代に影響するのか。それは“代替り”の局面に如実にあらわれていた。孝明帝の急逝に始まり平成の世に至る五代の家族の姿から、近現代の天皇家と天皇制を捉え直した画期的ノンフィクション大作。
目次
- 摂政宮誕生と大正天皇の嘆き
- 貞明皇后の「妻としての選択」
- 「女性天皇」の成立とその限界
- 側近たちの死と時代の空気
- 大正から昭和へのその光景
- 見えてきた昭和天皇の実像
- 「父帝の影」と死を前にしての決意
- 残された昭和天皇の「お言葉」
- 「あの戦争」への自責の念
- 病状報道という非人間的空間
- 明治天皇、体調不良の日々
- 「聖上陛下御重態」宮内省の内と外
- 皇太子が闘う日々の実相
- 「洵に恐慴の至りに堪えず」
- 新天皇体制の形成と戸惑い
- 漢詩に見る大正天皇の心中
- 孝明天皇「毒殺」の噂
- 「亡霊」となった孝明天皇
- 時代を拓く君主の道
- 先帝を否定する宿命
- 天皇と皇后たちの時代
「BOOKデータベース」 より