源氏物語はなぜ書かれたのか

書誌事項

源氏物語はなぜ書かれたのか

井沢元彦 [著]

(角川文庫, 17114, い13-55)

角川書店 , 角川グループパブリッシング (発売), 2011.11

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ ワ ナゼ カカレタ ノカ

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内容説明・目次

内容説明

『源氏物語』には数々の謎がある。藤原氏全盛の時代に、敗者であった源氏を名乗る若者が女性にモテて、政治的にも藤原氏を圧倒する物語を、なぜ書くことが出来たのか。紫式部は藤原家の出で、主人である中宮・彰子の父親は藤原道長なのに。さらに奇異なのは、式部が『源氏物語』を書くことを奨励していたのは、道長その人なのである…。この謎を解明する鍵とは何か?『源氏物語』を深く、面白く読み解くための指南書。

目次

  • 序章 平安時代を理解してこそわかる『源氏物語』真の姿
  • 第1章 朝廷の“常識”を知らなければ読み解けない
  • 第2章 なぜ多数作者説が囁かれるのか?
  • 第3章 『源氏物語』誕生のキーマン、藤原道長の正体
  • 第4章 怨霊信仰が『源氏物語』を生んだ
  • 第5章 藤原氏から平氏へ—『平家物語』の誕生
  • 第6章 鎮魂の書としての国文学
  • 対談 歴史を動かしてきた原動力は何なのか?(上野誠×井沢元彦)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB0795311X
  • ISBN
    • 9784041000144
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    201p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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