マクシム・アレクサンドル : 夢の可能性、回心の不可能性

Bibliographic Information

マクシム・アレクサンドル : 夢の可能性、回心の不可能性

鈴木雅雄著

(シュルレアリスムの25時)

水声社, 2012.1

Other Title

Maxime Alexandre : 1899-1976

マクシムアレクサンドル : 夢の可能性回心の不可能性

Title Transcription

マクシム・アレクサンドル : ユメ ノ カノウセイ、カイシン ノ フカノウセイ

Available at  / 59 libraries

Note

略年譜: p259-268

書誌: p269-273

Description and Table of Contents

Description

言語、宗教、シュルレアリスムに引き裂かれた永遠の漂流詩人。理論的テクスト『個人的神話学』を収録。

Table of Contents

  • 序章 凡庸なシュルレアリストの肖像
  • 第1章 ドイツ語とフランス語—シュルレアリスムとは他者の言語を語ることである(とりわけアルザスのユダヤ人にとって)
  • 第2章 内部と外部—シュルレアリスムには入り口はあるが出口はない(少なくとも天使に出会ってしまったものには)
  • 第3章 夢と現実—シュルレアリスムは言葉から神話を作り出すことを可能にする(夢見るべき友のもとを立ち去ったものにすら)
  • 第4章 ユダヤ教とキリスト教—宗教には入り口はなく出口だけがある(いくぶんかはシュルレアリスムのせいで)
  • 第5章 回想と日記—記憶を語ろうとすると出来事が掻き乱しにやってくる(シュルレアリスムとは、にもかかわらずすべてを語れという命令である)
  • 終章 出会われなかったシュルレアリストについて語るために
  • 付録 『個人的神話学』序論

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