近代中国の日本居留民と阿片

書誌事項

近代中国の日本居留民と阿片

小林元裕著

吉川弘文館, 2012.1

タイトル別名

近代中国と日本人 : 天津・蒙疆の日本居留民、阿片・麻薬問題

タイトル読み

キンダイ チュウゴク ノ ニホン キョリュウミン ト アヘン

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注記

学位論文『近代中国と日本人 : 天津・蒙疆の日本居留民、阿片・麻薬問題』 (立教大学・博士 (文学) 2010年3月31日) をもとに、一部差し換え、加筆訂正したもの

内容説明・目次

内容説明

一九二〇年代後半から一九四五年まで、華北の中心都市天津、そして日中戦争が生み出した蒙疆政権下で中国に居留した日本人に注目。彼らの活動の実態を、阿片・麻薬問題との関係も踏まえ追究する。日本居留民の一部が、日本軍に反発した新事実を発掘するなど、これまで政治史もしくは軍事史が中心だった近代日中関係史に、新たな歴史像を打ちたてる。

目次

  • 第1章 天津のなかの日本社会
  • 第2章 1920年代天津における日本居留民
  • 第3章 満州事変期天津における対日ボイコット運動と日本居留民
  • 第4章 天津事件再考—天津総領事館・支那駐屯軍・日本居留民
  • 補論1 華北分離工作期北京(通州)の日本居留民
  • 第5章 「蒙疆」と日本居留民
  • 第6章 戦前期天津の日本民留民と阿片・麻薬問題
  • 第7章 阿片をめぐる日本と汪兆銘政権の「相剋」
  • 補論2 里見甫と宏済善堂

「BOOKデータベース」 より

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