瓦礫の中から言葉を : わたしの「死者」へ
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書誌事項
瓦礫の中から言葉を : わたしの「死者」へ
(NHK出版新書, 363)
NHK出版, 2012.1
- タイトル別名
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瓦礫の中から言葉を : わたしの死者へ
- タイトル読み
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ガレキ ノ ナカ カラ コトバ オ : ワタシ ノ シシャ エ
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内容説明・目次
内容説明
3・11後、ますますあらわになる言語の単純化・縮小・下からの統制。「日本はどのように再生すべきか」…発せられた瞬間に腐り死んでいくこれらの言葉に抗して、“死者”ひとりびとりの沈黙にとどけるべき言葉とはなにか。表現の根拠となる故郷を根こそぎにされた作家が、それでもなお、人間の極限を描ききった原民喜、石原吉郎、堀田善衛らの言葉を手がかりに、自らの文学の根源を賭け問う渾身の書。
目次
- 第1章 入江は孕んでいた—記憶と予兆
- 第2章 すべてのことは起こりうる—破壊と畏怖
- 第3章 心の戒厳令—言葉と暴力
- 第4章 内面の被爆—記号と実体
- 第5章 人類滅亡後の眺め—自由と退行
- 第6章 わたしの死者—主体と内省
「BOOKデータベース」 より