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江戸の生薬屋

吉岡信著

青蛙房, 2011.12

  • : 新装版

タイトル読み

エド ノ キグスリヤ

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内容説明・目次

内容説明

江戸時代の製薬関係者たちは医療をどのようにとらえていたか。「商売」としての江戸クスリ事情。士農工商の商人としての分をまもり、効き目より由来が大切なクスリ。古典などをひもといて新商品の開発に余念がない。クスリはそんな商人たちが製していた。かれらのなかの成功者ともいえる式亭三馬・滝沢馬琴・山東京伝。文筆一本で立つべく商いを捨てるがたちまち貧窮の山崎美成の転業顛末。装束や口上の面白さでクスリを売る行商・香具師(やし)のことなど。

目次

  • 第1章 街角の生薬屋
  • 第2章 病気は自分の力で治そう
  • 第3章 クスリの流通と規制
  • 第4章 賑わう買い薬
  • 第5章 家業と家伝薬
  • 第6章 生薬屋の生活
  • 第7章 山東京伝の「読書丸」
  • 第8章 あの馬琴も生薬屋だった
  • 第9章 式亭三馬の店・江戸本町延寿丹薬店
  • 第10章 物知り生薬屋・山崎美成
  • 第11章 江戸の呼び声・名物売薬

「BOOKデータベース」 より

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