武蔵
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Bibliographic Information
武蔵
徳間書店, 2011.9-
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- Title Transcription
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ムサシ
Available at / 2 libraries
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主要参考文献あり
Description and Table of Contents
- Volume
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1 ISBN 9784198632465
Description
若き日の武蔵こと弁之助、十一歳。二刀流剣術の完成を目指し、鍛錬を重ねる毎日だ。ある日、不意の衝動から野犬を打ち殺す。拡がる血溜まり。えも言われぬ光輝に包まれる。高揚し、充足した心持ちだ。「命とは、光か」だがすぐに首を左右に振る「わからん」。捉えようとすれば逃れる。剣術の真髄は遠い。その懊悩の一方で、弁之助は強烈な性の覚醒に乱される。薙刀を操る美貌の美禰、さらに義姉のおぎん…欲望のまま女体を貪るさなか、彼方に武が閃く。剣豪の青年期をかつてない視点で描く傑作大河小説。
- Volume
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2 ISBN 9784198632670
Description
鎖鎌、槍、そして居合の遣い手。つわものが揃う山落に三十人抜きを挑んだ弁之助は、七人目で屈してしまう。「弁之助に欠けているものは、あえかとでもいうべきもの」そう指摘され、山深い彼らの集落で画を学ぶことに。里に戻ると今度は義父から、道林坊という住職に画の教えを受けるよう促される。果たして現れたのは見事なまでの陪堂坊主。訊けば人を殺したことがあるという。躍起になって剣術指南を請う弁之助だが—。若き日の武蔵こと弁之助が、血しぶきの先に見たものとは。傑作大河小説、衝撃の第二巻。
- Volume
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3 ISBN 9784198636876
Description
天下の声望を集める徳川家康に対し、反旗を画策中と噂される石田三成。風雲急を告げる世情のなか、弁之助は豪族・上の東江家の当主にして、手裏剣術の達人である然茂ノ介とともに武者修行に出る。ふたりを待ち受けるのは硬軟自在の武芸者・秋山兄弟、そして彦山一帯で猖獗を極める山賊—。壮絶な命の遣り取りを経て、やがて弁之助は佐々木小次郎と運命の再会を果たす。比類なき傑作エンターテインメント大河待望の第三巻!
- Volume
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4 ISBN 9784198639945
Description
強烈な傑物たちとの邂逅が真理を照らす。鬼才が描く空前の剣豪小説第四巻!!
- Volume
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5 ISBN 9784198644000
Description
関ヶ原の戦いの結果、京の都は牢人であふれかえっていた。宮本武蔵。弁之助はみずからをそう名乗った。名付け親は佐々木小次郎である。小次郎はまさに天才、超越的な武芸者だ。翻って、自分はこの無数の牢人のなかでどう抽んでていけばよいのか。北白川城趾に向かう最中、気配を感じて振り返る。頬に切先。取り囲む野臥せりたち。しかし次の瞬間、武蔵は意外な態度を取る。物思いに沈んだのだった。死。死。死。際限のない死と引き換えに武蔵が手にするものとは。傑作大河小説、圧倒の第五巻!
- Volume
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6 ISBN 9784198644178
Description
京で隆盛を極める吉岡一門を我独りにて完全に滅ぼす、ついてはその前に女を抱きたい。あきれたことに武蔵はそう口走るのだった—。槍術の達人・宝蔵院胤栄、そして天下の剣豪・柳生石舟斎とあいまみえながら見据えるのは佐々木小次郎の姿。ときに憎しみに近い妬心を、ときに身を捩りたくなるような懐かしさを覚えさせる男。いざ、決戦のとき。衝撃と感涙のクライマックスに向けて物語は猛然と突き進む。
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