NHK独り勝ちの功罪
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NHK独り勝ちの功罪
(ベスト新書, 359)
ベストセラーズ, 2012.1
- タイトル読み
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NHK ヒトリガチ ノ コウザイ
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内容説明・目次
内容説明
日本の放送界は、NHKと民放の二元体制で成長・発展してきたといわれる。ある時期まではたしかにそうだったろう。だが、受信料という「安定的」で豊富な財源に支えられ、テレビ・ラジオ合わせて総計七波を抱える世界に冠たる放送事業者であるNHKは、景気に左右される広告収入で成り立つ民放とは根本から違う。早晩「独り勝ち」の時代になることはわかっていた。そして、今まさにその時代が到来したのである。しかし、それは、視聴者にとって必ずしも喜ばしことではないかもしれない。一皮めくると「公共放送」NHKは多くの課題と弱点を抱えているからだ。
目次
- プロローグ NHK独り勝ちの内幕
- 第1章 東日本大震災・東京電力福島原発事故をテレビはどう伝えたか—NHK・民放局の初動70時間を検証する
- 第2章 「NHKモンロー主義」との訣別二五年目の決算
- 第3章 政官に翻弄される最高意思決定機関・経営委員会
- 第4章 NHK—相次ぐ不祥事の背景・構造を読む
- エピローグ “脱国営放送”へ三つの提言
「BOOKデータベース」 より