ヨーロッパの翻訳本と日本自然主義文学

書誌事項

ヨーロッパの翻訳本と日本自然主義文学

山本昌一著

双文社出版, 2012.1

タイトル読み

ヨーロッパ ノ ホンヤクボン ト ニホン シゼン シュギ ブンガク

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内容説明・目次

内容説明

日本の自然主義文学が具体的にどういう英訳本に基づいているかを広く紹介。上田敏の「海潮音」の調査はかなり行き届いているが、それ以外自然主義文学のような散文では全く行なわれていない。そうした分野に少しでも参考になればとこの著を刊行(「序」より)。

目次

  • 1 自然主義・私小説の片寄った評価について—「蒲団」論を中心に
  • 2 自然主義の移入—ゾラ・ナチュラリスム・『維氏美学』
  • 3 花袋とモーパッサン・フローベール・ハウプトマン—山川篤著『花袋・フローベール・モーパッサン』へのささやかな落穂拾い
  • 4 「マダム・ボヴァリー」と英訳本のこと
  • 5 葛西善蔵訳「マダム・ボヴァリー」について
  • 6 THE ODD NUMBERからTHE SECOND ODD NUMBERへ
  • 7 ゾラと荷風・枯川
  • 8 広津和郎とモーパッサン
  • 9 ハウプトマンの「寂しき人々」をめぐって

「BOOKデータベース」 より

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