海の王国・琉球 : 「海域アジア」屈指の交易国家の実像

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海の王国・琉球 : 「海域アジア」屈指の交易国家の実像

上里隆史著

(歴史新書y, 026)

洋泉社, 2012.2

タイトル読み

ウミ ノ オウコク リュウキュウ : カイイキ アジア クッシ ノ コウエキ コッカ ノ ジツゾウ

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注記

文献: p232-236

内容説明・目次

内容説明

一六〇九年の島津侵攻、一八七九年の「琉球処分」による日本支配、一九四五年の日本敗戦によるアメリカ支配、そして一九七二年の「沖縄返還」による日本支配への復帰と、琉球・沖縄の歴史は常に侵略・支配されるネガティブな歴史としてイメージされてきた。著者は、独立国家・琉球の歴史を、中国や日本といった「国家」単位で理解することに異議を唱える。輝かしい交易国家・琉球の本質を捉えるには、「海域アジア世界」という「面」と民間レベルを含めた交流史の解明がポイントだという。その歴史をいちばん体現した時代こそが12〜17世紀の古琉球時代だった。

目次

  • 序章 「海域史」という新視点
  • 第1章 境界の鬼界島・異界の琉球
  • 第2章 港湾都市・那覇の誕生
  • 第3章 琉球の大交易時代
  • 第4章 海の王国・古琉球—この国のかたちについて
  • 第5章 交易国家・古琉球のたそがれ
  • 第6章 古琉球とは何か

「BOOKデータベース」 より

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