書誌事項

生き延びるためのラカン

斎藤環著

(ちくま文庫, [さ-29-3])

筑摩書房, 2012.2

タイトル読み

イキノビル タメ ノ ラカン

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注記

ラカン主要著作リスト: p271-273

叢書番号はブックジャケットによる

2006年11月にバジリコより刊行されたものを再刊

巻末にラカンの肖像あり

内容説明・目次

内容説明

ストーカー、リストカット、ひきこもり、PTSD、おたくと腐女子、フェティシズム…「現代の社会は、なんだかラカンの言ったことが、それこそベタな感じで現実になってきている気がする」。電車内の携帯電話の不快なわけは?精神病とはどういう事態か?こうした問いにラカンはどう答えてくれているのか。幻想と現実がどんどん接近しているこの世界で、できるだけリアルに生き延びるためのラカン解説書にして精神分析入門。

目次

  • なぜ「ラカン」なのか?
  • あなたの欲望は誰のもの?
  • 「それが欲しい理由」が言える?
  • 「こころ」はどれほど自由か?
  • 「シニフィアン」になじもう
  • 象徴界とエディプス
  • 去勢とコンプレックス
  • 愛と自己イメージをもたらす「鏡」
  • 愛と憎しみの想像界
  • 対象aをつかまえろ!〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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