私の小裂たち
著者
書誌事項
私の小裂たち
(ちくま文庫, [し-14-5])
筑摩書房, 2012.2
- タイトル別名
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小裂帖
私の小裂たち
- タイトル読み
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ワタクシ ノ コギレ タチ
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注記
「小裂帖」(2007年刊)の改題,新たに書き下ろしの文章を加え再構成
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
織物をはじめた頃から、染めて織った布の端裂を、貼りためておいた著者の『小裂帖』。本にすることは「まるで長らく書き溜めた日記を公表してしまうような逡巡を覚える」。そこから選んだ小裂たちと、色、糸、織、仕事への、思いあふれる文章で綴る。草木から絶妙の加減で抽出し、絹糸に吸わせた色の鮮やかさ、織の妙味を、製版・印刷技術の粋をもって再現。日本の色と織の見本帳とも言える一冊。
目次
- 母と小裂の思い出
- 自然現象を織りこむ—暈し
- 蘇芳
- 紅花、茜
- 藍、緑
- 伝えるということ
- 色—言葉では最も表現しにくいもの
- アルカイックな織物
- 春の野草
- 紅花の再発見
- 玉葱
- 紫の象徴〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より