チャイコフスキー・コンクール : ピアニストが聴く現代

書誌事項

チャイコフスキー・コンクール : ピアニストが聴く現代

中村紘子著

(新潮文庫, 9387, な-76-1)

新潮社, 2012.3

タイトル別名

チャイコフスキーコンクール : ピアニストが聴く現代

タイトル読み

チャイコフスキー・ コンクール : ピアニスト ガ キク ゲンダイ

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内容説明・目次

内容説明

初夏のモスクワで、四年に一度開かれる世界屈指の音楽コンクール。決死の覚悟で臨む参加者を、審査員としてつぶさに観察した著者による、知られざる舞台裏。一流の演奏家の前提条件とされる「音楽的」要素とは何を指すのか。世界最大の音楽市場となった日本が抱える課題とは。日本を代表するピアニストによる、クラシック音楽界への鋭い洞察。大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。

目次

  • スーパースターの誕生
  • 神童からコンクールの時代へ
  • コンクールが始まる
  • 採点メモから
  • 長期戦における兵站の話
  • ランダルたちの運命
  • 女性ピアニストたち
  • 「ハイ・フィンガー」と日本のピアニズム
  • なぜバッハをショパンのように弾いてはいけないのか
  • コンクール優勝者が多すぎる
  • コンクール時代のクラシック音楽

「BOOKデータベース」 より

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