サリドマイド児たちの若栗スノーキャンプ

著者

    • 高野, 恵美子 タカノ, エミコ

書誌事項

サリドマイド児たちの若栗スノーキャンプ

高野恵美子著

近代文芸社, 2011.12

タイトル読み

サリドマイドジタチ ノ ワカクリ スノー キャンプ

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注記

日本の主な薬害年表: p191-195

サリドマイド薬害事件と、サリドマイド復活等関連年表: p196-201

文献: p202-208

内容説明・目次

内容説明

安全との宣伝にて発売されたサリドマイド剤を服用した母親から、手、足、耳などに障害をもつ子供達が生まれた。「被害者の完全保障!」「薬害防止!」過酷な運命を背負わされた被害児達がスキーの魅力を味わえば、「生きる自信につながるであろう!」。「役にたちたい!」熱い思いを抱く若者達が「若栗スノーキャンプ」に集まった。転んでも手を使わずに立ち上れるか?ケガはしないか?ホットな議論のなか、皆を上手くまとめて成功に導いたのは開催に尽力した地元のスキー指導員。

目次

  • 第1部(薬害の原点:サリドマイド薬害事件;サリドマイド児たちの若栗スノーキャンプ;なぜ「“若栗”スノーキャンプ」なのか?;小谷はどんなところ?(雪と山と歴史の村);デーサ(宮沢寿男);サリドマイド運動からスノーキャンプ開催へ:車イスの薬学者;一九七〇年代の障害者のスポーツとスキーの環境;「サリドマイド児たちの若栗スノーキャンプ」はどのように開催されたか;ボランティア活動としての「サリドマイド児たちの若栗スノーキャンプ」;「高野哲夫さんとのこと」若栗ロッジ—デーサこと宮沢寿男)
  • 第2部 「スノーキャンプ」開催の原動力となったサリドマイド薬害の教訓と、サリドマイド剤の復活—薬の作用、副作用と薬害(サリドマイド薬害の教訓;サリドマイドの復活;サリドマイドの生体への作用のメカニズム;日本の薬害;なぜ薬害が戦後の日本で多発したか?;日本の主な薬害年表;サリドマイド殺害事件と、サリドマイド復活等関連年表)

「BOOKデータベース」 より

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