「古典的なるもの」の未来 : 明日の世界の形を描くために

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「古典的なるもの」の未来 : 明日の世界の形を描くために

サルヴァトーレ・セッティス著 ; 足達薫訳/解説 ; 石井朗企画構成

ありな書房, 2012.3

Other Title

Futuro del "classico"

古典的なるものの未来 : 明日の世界の形を描くために

Title Transcription

「コテンテキナル モノ」ノ ミライ : アス ノ セカイ ノ カタチ オ エガク タメ ニ

Available at  / 75 libraries

Note

参考文献のためのノート: p161-172

底本: Giulio Einaudi, 2004

Description and Table of Contents

Description

ヨーロッパの文化史および精神史において、ギリシア・ローマの断片化した風景、すなわち廃墟と美術作品が、ヨーロッパをヨーロッパたらしめてきた“古典的なるもの”が果たしてきた巨大な役割を検証し、“古典的なるもの”の死と再生の壮大なるドラマと“古典的なるもの”の真の姿を解き明かす。

Table of Contents

  • 「グローバル」世界における「古典的なるもの」
  • 世界史としての古代史
  • 「古典主義」と「古典的なるもの」—逆行の旅
  • 近代以後と近代の分離を示す指標としての「古典的なるもの」
  • 「歴史的」様式のひとつとしての「古典的なるもの」—ドーリス式の勝利
  • 「古典的なるもの」は「真正」ではない
  • ギリシア的「古典的なるもの」対ローマ的「古典的なるもの」
  • 「古典的なるもの」、自由、革命
  • 用例集としての「古典的なるもの」
  • 「古代の再生」
  • 「古典的古代」以前の「古典的なるもの」
  • 廃墟の永遠性
  • 同一性と他者性
  • 複数の循環的歴史
  • 「古典的なるもの」の未来

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