昭和を詠う
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書誌事項
昭和を詠う
(NHK俳句)
NHK出版, 2012.1
- タイトル読み
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ショウワ オ ウタウ
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内容説明・目次
内容説明
戦争、安保、東京オリンピック、高度経済成長…激動の時代と呼ばれる「昭和」。変貌してゆく時代の折々に詠まれた俳句には、無我夢中で生きていく庶民の姿が見えてくる。「昭和」という時代を詠った俳句から、記憶の奥底にあるかけがえのない詩情を見つめる。新しい俳句鑑賞読本。
目次
- 第1章 晩春(あの家この家—昭和の風景;げんげ田の盛りに—戦後の子供たち;葉桜の空—不安の群像;芳しき雲の行き来—ヒューマニズムを超えて)
- 第2章 夏(夜濯ぎの頃—庶民の生活;絆ことごとく—戦後派の自立の先に;田植今昔—農村の原風景;蛍売り今いずこ;沖縄の生者死者—激戦の地に蘇るもの;闘い済んで—敗戦;さよならの合図—新興俳句の行方)
- 第3章 秋(鳥屋師ありき—裏山の風景;ふるさとへの思い—彷徨する者たち;土の歓び・土の叫び—地域に生きる;寺山修司の時代—さみしき才能)
- 第4章 冬(軽みへの架橋—昭和の俳諧師たち;謀反の果て—やさしき前衛俳句;いのちのはて—哀愁の男たち;ちちははの闇—懐かしき伝統;無名という事—詩心の生まれるとき;存在のエロス—本能という哀しさ)
- 第5章 そして春(出会い、そして別離—佳麗なる女流俳人たち;花鳥諷詠—愚昧恐れず;昭和の終焉—さらば昭和よ)
「BOOKデータベース」 より