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日本古代の賤民

磯村幸男著

(同成社古代史選書, 10)

同成社, 2012.3

タイトル読み

ニホン コダイ ノ センミン

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内容説明・目次

内容説明

最底辺に位置づけられ賎民として捉えられた人々が、社会構造の変容の中でどのように存在していったのか。著者は「東大寺奴婢帳」や「観世音寺奴婢帳」等、八世紀の資料をもとにその実態を克明に追い、最下層の視点から社会全体の解明をはかる。

目次

  • 序章 賎民史研究の視角(賎民史研究の捉え方と課題;日本古代の奴婢について—“家人的形態”ということ)
  • 第1章 東大寺奴婢帳の研究(官奴司の東大寺への貢進;東大寺の奴婢集積—諸国買取貢進奴婢と寺家買取奴婢;大宅朝臣可是麻呂の貢賎について)
  • 第2章 地方における賎民の展開(戸籍・計帳に見る大規模家族の奴婢集積;古代村落における階層分化についての一考察;観世音寺の奴婢について)
  • 終章 日本古代の賎民

「BOOKデータベース」 より

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