湖中の女
著者
書誌事項
湖中の女
(ハヤカワ・ミステリ文庫, HM-7-4)
早川書房, 2010.3
- タイトル別名
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The lady in the lake
- タイトル読み
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コチュウ ノ オンナ
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湖中の女
1986
限定公開 -
湖中の女
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注記
奥付ページに「本書は活字が大きく読みやすい<トールサイズ>」とあり
記述は21刷(2010.3)による
内容説明・目次
内容説明
別荘の管理人ビルが大声を上げて指さしたものは、深い緑色の水の底でゆらめく人間の腕だった。目もなく、口もなく、ただ灰色のかたまりと化した女の死体がやがて水面に浮かび上がってきた—フィリップ・マーロウは化粧品会社社長の依頼で、1カ月前に姿を消したその妻の行方を追っていた。メキシコで結婚するという電報が来ていたが、情夫はその事実を否定した。そこで、湖のほとりにある夫人の別荘へ足を運んだのだが……ハードボイルド派の巨匠チャンドラーが名作『長いお別れ』に先駆けて発表した、独自の抒情と乾いた文体で描く異色大作
「BOOKデータベース」 より