書誌事項

冬の眠り

アン・マイクルズ著 ; 黒原敏行訳

早川書房, 2012.1

タイトル別名

The winter vault

タイトル読み

フユ ノ ネムリ

内容説明・目次

内容説明

1964年。結婚したばかりの夫婦がナイル川のハウスボートに住んでいた。アブ・シンベル神殿の移築工事に関わる技術者である夫エイヴァリー。植物を深く愛する妻ジーン。二人が出会ったのは、海路建設のため水が消えたカナダの川のほとりだった。壮麗な神殿が切り出される様子を見守りながら、二人はひそやかにお互いの記憶を語りあう。しかし、その絆は思いがけない悲劇に襲われた。カナダに帰国した後、距離をはかりかねた二人は別居を決める。そしてジーンが出会ったポーランド人の亡命画家が語る、戦時中のワルシャワの話は、ジーンとエイヴァリーをさらに遠ざけるように思われた—人の心身に訪れる変化を探訪し、緊密で詩情あふれる世界を描き上げたオレンジ賞受賞作家の傑作。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB08646921
  • ISBN
    • 9784152092687
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    380p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
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